90日で韓国語マスター:Samsung Galaxy Tab A9+を活用した韓国語学習法

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Samsungのタブレット「Galaxy Tab A9+」が届きました。Androidタブレットを活用した韓国語学習法について紹介します。

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はじめてのタブレット Galaxy Tab A9+

MacBook Airからはじまり、iPhone, Androidスマホ、Mac mini, Windows ミニPCと、これまで主要なパソコン、スマホは使ってきました。しかし、個人でタブレット端末を持つのは初めてです。iPad Airの在庫がなく、しかたなく(?)妥協して 29,200円で急いで購入したSamsungのタブレット「Galaxy Tab A9+」ですが、せっかくですので、韓国語学習でできるだけ使いこなしてみたいと思います。

Samsung Galaxy Tab A9+ Samsung 「Galaxy Tab A9+

11インチ, 4GBメモリ、64GBストレージ
29,200円(2024/8/1時点)

Samsung Galaxy Tab A9+ がよいと思ったのは、以下の3点です。

  • とにかく安い( iPad Air 128GBは、98,900円)
  • ストレージは 64GBしかないが、microSDカードを使えば 1TBまで拡張可能
  • 外観デザインとサイズは iPad Airとほとんど変わらない

逆に、ちょっと心配に思った点は以下の3点です。

  • ペンが付属していない(自分で購入する必要あり)
  • メモリ4GBしかないがアプリの動作が重くないか
  • iOSには対応しているが、Androidに対応していないアプリがあるのではないか

さて、このタブレットが韓国語学習でどう活用できるか、早速みてみましょう。

書き込みはNoteshelfとタッチペン

デジタルノートアプリの定番といえば、「Goodnotes」。GoodNotesのホームページに、「3GB以上のメモリを搭載した8インチ以上のSamsungタブレットでご利用いただけます。」と書かれていたので、4GBメモリを搭載した「Galaxy Tab A9+」ならば使えるとおもっていました。

GoodnotesのAndroid版

しかし、この期待は見事に裏切られました。ペンでの画面の書き込みに反応しないのです。タッチペンだけでなく指先の反応感度もよくありません。

しかたないので、別のデジタルノートアプリ「Noteshelf」 を 1,240円買い切りでインストールしました。「Noteshelf」は、他のアプリと異なり試用期間がないので、一か八かの勝負です。

幸いなことに、「Noteshelf」では、無事に書き込みができました。

さすがに指先だけでは、細かい字が書きにくいので、以前スマホゲーム用に購入した安価なタッチペンを使うことにしました。

MEKO 3 in 1 タッチペン MEKO 3 in 1 タッチペン
1,399円 (2024/8/1時点)

iPad + Apple Pencil の組み合わせほどの、書き心地、精緻な描画は実現できませんが、大きめの文字を書く程度であれば十分対応できます。

Noteshelfは、カメラで撮影した本の画像に書き込むことができます。また Amazon Kindleアプリなどの電子書籍で購入した本も、スクショを撮ってノートに取り込めば、自由に書き込みが可能です。

Noteshelfに手書き

1点注意が必要なのは、このペンではパームリジェクションに対応していないことです。「パームリジェクション」とは、手首を画面についた状態でもペンで画面に書き込める機能です。パームリジェクションがないと、手首を画面につけない状態で手書きをしなければならないため、紙のノートにペンで書き込むような 自然な書き心地は得られなくなります。

Galaxy Tab A9+で Sペンと呼ばれるSamsungのタッチペンが、パームリジェクションに対応しているかは不明です。(ネットに記述がないため、上位機種Galaxy Tab S9にしか対応していないかもしれません)

手書き入力は「Gboard」か「韓国語手書き辞書」

せっかくタッチペンで入力できるようになったので、ハングルを手書きで入力、ハングル文字の識別をしたい場合があります。その場合は、Android OSがもっている入力機能「Gboard」か、「韓国語手書き辞書」アプリを使うとよいでしょう。

Gboard

Googleが入力ツールとして提供している「Gboard」では 韓国語の手書き入力が選べます。

Android端末であればタブレットもスマホも同じですが、設定方法は以下の通りです。

スマホのハングルキーボードの設定方法(Androidの場合)

入力キーボードを切り替えて、ハングル手書き入力モードにすれば、タブレット上のキーボードで入力しづらい場面でも、手軽にハングルが入力できます。

Gboardのハングル手書き入力画面 Google翻訳で、Gboardのハングル手書き入力画面を表示させたところ。

下の赤枠内に手書きでハングルを入力すると、自動的に認識してGoogle翻訳(左上)に文字を入力してくれる。

Gboardのハングル手書き入力の唯一の問題点は、文字の認識が早いため、手書き入力にもたついていると入力途中で、文字認識され次の文字入力に進んでしまう点です。正しく認識してほしければ、すばやくハングルをかかなければなりません。

韓国語手書き辞書

韓国語手書き辞書」は、Flipout社が提供している無料アプリです。

Gboardとの違いは、利用者が自分で候補の中からハングル文字を選ぶまでは、入力が確定しない点です。

韓国語手書き辞書アプリ 韓国語手書き辞書アプリ 中央のマス目に手書き文字を入力します。

下段に候補文字が複数表示されるので、入力したい文字をタップすると左上に、確定した文字が表示され、翻訳した言葉が表示されます。

このアプリの問題点は、翻訳精度が高くないことです。

その場合には、右上にある「WEB辞書」という青いボタンをおすと、Google翻訳に投げた結果が表示されます。この場合は、翻訳精度はほぼ100%に近いです。

発音練習はGoogle翻訳

本に書かれているハングル文字の発音を調べたい場合には「Google翻訳」を使うとよいでしょう。画像の中に含まれた文字を翻訳し、発音を調べたい場合には、「Googleレンズ」も便利です。

Google翻訳

Google翻訳は、発音の練習をするときに便利です。ハングル文字のテキストだけ存在し、読み方がわからないときは、Google翻訳に入れて「マイク」のアイコンをクリックすれば、正しい発音が聞けます。

Google翻訳

Googleレンズ

Googleレンズも便利な機能の1つです。

Google レンズは、目の前にあるものをカメラに写すことで認識し、その情報や見た目が似ている画像を検索できる機能です。画像をAndroid端末で開き、下の方にでてくる「Googleレンズ」をクリックすると、自動的に画像内の文字を認識します。調べたい部分を指で選択し、「聴く」を押すと 発音が聞こえます。

Googleレンズ Googleレンズ拡大画面

「聴く」を押すと、発音が聞き取れ、

「翻訳」を選ぶと、Google翻訳が起動します。

Googleレンズの使い方 (出典:Google)