タブレットPCを探している人に悩みなのが、iPadが欲しくても値段が高すぎるということです。Surfaceもそれほど安くありません。そうかといって、モノクロのKindleでは物足りません。読書や動画視聴だけに使いたい人向けの格安タブレットPCについて調べてみました。
iPad / Surface/Kindle以外のタブレットPCの選択肢は?
タブレットPCで有名なものはAppleのiPadや、MicrosoftのSurfaceでしょう。Android OSのタブレットPCも多くのメーカーから販売されていますが、5万円以上して意外と高額です。
電子書籍だけを閲覧するのであれば、AmazonのKindleという選択肢もあるかもしれません。
しかし、Kindleには意外な落とし穴があって、画面が白黒だとか、サイズが小さすぎて文字が見えづらいとか、使う人によっては利用に耐えない場合もあります。
参考記事)Kindle初心者が陥りやすい勘違い|読書に最適なのはKindleかタブレットか?
そんな中、家電量販店の店頭でいろいろな機種を手に持ってみて、「これはいい!」と思ったのがXiaomiとOPPOのタブレットPCです。
OPPOは、2004年に中国、広東省で設立された大手通信機器・ソフトウェアメーカーです。個人的には昨年Androidスマホ OPPO Reno 7Aを買い使ってきたので、なじみがあります。スマホやタブレットのOSは、Android OSを独自にカスタマイズしたColor OSを利用します。
Xiaomiは、中国、北京市に本社をおく総合家電メーカーです。日本では、Androidスマホを提供するメーカーとしてよく知られていますが、タブレットPCのメーカーとしては認知度が今ひとつかもしれません。
中華系タブレットPCのおすすめは?
さて、XiaomiとOPPOのイチオシのタブレットPCとその特徴についてみてみましょう。
Xiaomi Redmi Pad SE
まず店頭で手にとって驚いたのがXiaomiのタブレットPC「Redmi Pad」です。ヨドバシでは型番VHU4513Pのグラファイトグレーが28,540円(+10%ポイント還元)で展示されていましたが、その薄さ・軽さに驚きました。
厚みがあり野暮ったいタブレットPCが多い中、Redmiの厚さ 7.36mmというのはタブレットPCの中ではかなりいい線いっています。スペックについては以下の通りです。
プロセッサ | Snapdragon® 680 4G モバイルプラットフォーム |
CPU | 8 コア、最大 2.4 GHz |
GPU | Qualcomm® Adreno™ |
RAM , ROM | 4GB/6GB/8GB + 128GB |
外寸 | 255.53 mm x 167.08 mm x 7.36 mm
アルミニウム合金 |
RAMについては、4GB, 6GB, 8GBの中から選べますが、「簡単な作業であればメモリサイズでパフォーマンスにそれほど違いはない」というネットの書き込みもありましたので 4GBでもいいかもしれません。ちなみに4GB版ですと、Amazonで 21,800円で売られていました。
あとは、上記スペックでやりたいことが叶えられるかが問題です。
- 「NetflixやAmazon Primeなどの配信サービスの動画を見る」
- 「モノクロしか出せないKindleの代わりに電子書籍リーダーとして使う」
- 「外出先で、ノートパソコンのセカンド・モニター(外部ディスプレイ)として使う」
などの用途であれば、難なく十分こなせそうです。
OPPO Pad Air
店頭でもう1つ目にとまったのが、OPPOのタブレットPC「OPPO Pad Air」です。ネーミングは、AppleのiPadのマネ?と見えなくもないですが、Xiaomi Redmiと同様、薄さ・軽さが他社のタブレットPCより優れています。
製品サイズは、245.1 x 154.8 x 6.9 mm 重さ 440gです。
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 680 |
GPU | Qualcomm®Adreno™ 610 @ 1115MHz |
メモリ | 4GB |
ストレージ容量 | 64GB もしくは128 GB |
画面サイズ | 10.3インチ (画面占有率 83.5%) |
バッテリー | 7100 mAh |
Amazonでは、33,655円で売られていました(2023/12/2現在)