16万円するスマホ iPhone 15 Proの使い勝手は?Oppo Reno 7Aも捨てがたい

iPhone 15 ProとOppo Reno 7A 話題の製品・サービス

10月28日にiPhone 15 Proがやってきました。使い始めて5日間の感想をAndroidスマホ「Oppe Reno 7A」と比較しながらお伝えします。

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iPhone 15 Proがやってきた!

2週間も待たずに、注文して3日でiPhone 15 Proがやってきました。配送のみで、店頭では入手できない状態、品薄と言われていたので、ちょっと拍子抜けする感じです。

さて、生まれてこのかた、定価159,800円のスマホを手にするのは初めてです。

iPhoen 15 Proのスペックはこちらにありますが、こんな高機能スマホが必要なのか?、使いこなせるのか?と考えなくはありません。

昨年10月に購入したOppo Reno 7Aは、OCNモバイルONEの乗り換えキャンペーンで 27,900円(本体 24,200円、諸経費 3,700円)でした。ここ1年間は、格安スマホ、格安SIMを使ってスマホ代をいかに下げるかに苦心していました。

しかし、コロナも明け、節約ばかりしていても人生つまらんと思い始め、iPhone 15にするかiPhone 15 Plusにするか、iPhone 15 Proにするか、2週間以上迷ったあげく、真逆方向に振り切った、思い切った決断です。

iPhone 15 Proは、Oppo Reno 7Aに比べて実に6倍近い価格です。

その価格差に見合った機能はついているのでしょうか?

利用開始後、5日目の感想です。

iPhone 15 Proに期待していたことと実際

iPhone 15 Proを思い切って買ってしまいましたが、まだ完全には使いこなせていません。1年間 Androidを使い続けて、iOS自体の操作を少し忘れてしまっている感もあります。まずはすぐに試せたiPhone 15 Pro機能についての感想です。

カメラ

スマホでみたときの写真のきれいさは、ディスプレイ性能にも影響をうけます。2つの機種で風景を試し撮りし、パソコンに転送してから比較した感じでは、やはりiPhone 15 Proの光学3倍ズームは良さそうです。

ビデオ撮影も iPhone 15 Proのほうがきれいにクリアな画像を撮影できます。スペック上の違いは以下のようになっています。

iPhone 15 Pro Oppo Reno 7A
4Kビデオ撮影(24fps、25fps、30fpsまたは60fps) アウトカメラ:1080P/720P@ 30fps

ゲーム性能

そもそもあまりゲームはしませんが、ディズニーツムツムで試しました。iPhone 15 Proは映像処理性能が高く、ツムが降ってくるスピードと、指先タッチしたときの反応の速さは Oppo Reno 7Aとは比べ物にならないくらい速いです。

ディズニーツムツム

Mac連携

同じApple製品なのでiPhoneとMacの相性がよいのは当然です。iPhoneとMacのデータ連携、特にAir Dropは、iPhoneで撮影した写真やビデオをMacに転送するときに便利です。(Air Dropの使い方

機種変更のデータ移行は意外と楽

今回は、AndroidからiOSへの機種変更だったので、データやアプリの移行にはそれなりに苦労すると思っていました。しかし「iOSに移行」というアプリをAndroidにインストールすれば、アプリのダウンロードまではほぼ自動でできます。

iOSに移行

参考記事)AndroidからiPhone、iPad、iPod touch に移行する

ただし、iPhone–>iPhoneの移行と違い、各アプリケーションでセットアップの手間は多くなりますので要注意です。とくに LINEの移行については以下のような注意点があります。

iPhone <–>Android間でスマホ乗り換えを決める前に|知っておきたいただ1つのこと

Oppo Reno 7Aの良かったところ

メインスマホにしていたのは、ちょうど1年間でしたが、Oppo Reno 7Aも実はかなり気に入っていました。Oppo Reno 7Aは、2022年に発売されたAndroidスマホの中堅機種で、スペックはこちらに書かれています。

Oppo Reno 7Aのほうが iPhoneより良かったのでは?と感じたところは以下の点です。

電池持ちがよい

Oppe Reno 7Aを使って最初に驚いたのは、電池持ちが異常に良い点でした。Oppo Reno 7Aのバッテリー容量は4500mAh。Androidスマホの中には、5,000〜6,000mAhのバッテリーをもつハイエンド機種もありますが、通常のスマホは2,000〜3,000mAhが一般的ともいわれています。

参考記事)【大容量バッテリースマホ】長時間使えるおすすめ機種10選

4500mAhというのは、そこそこ大容量なのではないかと思います。Oppe Reno 7Aでは、2日間バッテリーが持つので、1日充電し忘れても問題ありません。

一方、iPhoneでは、購入したての新品を除き、バッテリーが1日持つことはあまりなく、無意識のうちに常に充電できる場所をさがしているような落ち着かなさがありました。

以前使っていたiPhone SE第2世代などは、1,821mAhしかありませんでした。ある意味、仕方ないかもしれません。

画面が大きい

iPhone 15 Proは、6.1インチ、Oppo Reno 7Aは、6.4インチ。

iPhone 15とOppo Reno 7A
iPhone 15 Pro

146.6mm
70.6mm
8.25mm

Oppo Reno 7A

159.7mm
73.4mm
7.6mm

Oppo Reno 7Aのほうが、13mmほど縦長という感じです。数字上は少しの差に見えますが、実際に動画をみるときには、やはり大きいほうがよいです。

SIMカードスロットが2つある

Oppo Reno 7Aに限らず、Androidスマホのよいところは、SIMカードスロットが2つある機種が多いことです。格安SIMをちょくちょく入れ替えたり、同時に比較したい場合に、SIMカードスロットが2枚あると便利なのです。格安SIM探しを続けて紆余曲折の末、Oppo Reno 7Aでは、日本通信SIMとahamoの2枚SIMカードで運用していました。

iPhoneの残念なところは、SIMカードスロットが1つしかなく、SIMカード2枚でのデュアルSIMができない点です。

iPhone 15 Proでは、ahamoをeSIMにしなければなりませんでした。SIMが手軽に持ち運び可能でない点は、格安SIMのデュアル運用している人には不便です。