11月10日のハングル能力検定試験まで残り2ヶ月。この1ヶ月間の学習の成果と、学習スタイルの試行錯誤の様子をまとめてみました。
学習スタイル
学習スタイルについてはまだ試行錯誤しています。
当初は、今時の大学生のように、iPadとスマホアプリとノートPCを駆使すれば、語学学習において最も効率的な勉強法を生み出せるのではないかと思いました。
しかしこの一ヶ月の実態は必ずしもそうではありません。
どのような勉強法が社会人にとって最適解かは、まだ結論が出ていません。
タブレットiPad
タブレットに手書き入力できることがテキストの持ち運びにも、学習効率の面でも最適だと思い、iPadを購入したのですが、意外なことにiPadを使う頻度が減ってしまいました。
その理由は、大学生のようにキャンパス内をあちこち移動して一日中どこでも勉強できる環境が必要であるわけではないためです。社会人の場合は平日の夜か休日しか勉強の時間が取れないので持ち運びできるタブレットは必須ではありません。
また、古いタイプの人間であるせいか、タブレット書き込みよりも、紙のノートや単語カードに書き込んだほうが、記憶に残りやすいし、目に見える形で成果が残りやすいという意識が根強くあるせいかもしれません。
タブレットよりも、デュアルスマホのほうが、持ち運びやすく便利なのではないかと思うときもあります。片方のスマホで学習アプリ、もう片方のスマホで調べごとをするChatGPTや翻訳アプリを使えるからです。
スマホアプリ
学習用のスマホアプリについてはDuolingoをスキマ時間の学習のメインにしています。
独学で勉強するときに支障が出がちな発音の勉強と反復練習の部分を、このアプリがカバーしてくれるからです。
また、課金版のSuper Duolingoを試してみることにしました。
その理由は無料版だと5ポイントのライフがなくなると勉強ができなくなり、トレーニングの進捗にもどかしさを感じ始めたからです。
語学は基本的に言語に接した時間に比例するので、平日の通勤途中などスキマ時間に気軽に勉強できるDuolingoは重宝します。平日に韓国語に接する時間を一定量確保しないと、休日のまとまった勉強だけでは、残り2ヶ月でハングル能力検定試験5級のレベルまで到達しないのではないかという危機感があります。
テキスト(教材)
テキストを見ながら勉強することにいま一つ気が乗らないため、こちらについては悩み中です。週末は、NHKのハングル練習帳か、ハングル能力試験実戦問題集、韓国語文法のどれかを気が向いたところを選んで1,2時間勉強するようにしています。
学習の成果は?
この1ヶ月の学習の成果をまとめると、単語についてはほぼ予定通り、文法については遅れ気味という感じです。
単語
単語については単語カード二冊分、200単語ぐらいを学ぶことができました。
学んだといっても200単語すべてを完全にマスターしているわけではなく、200単語に接しましたというレベルです。ハングル能力検定試験5級では500単語近くが目安とされています。残り300単語にどう接して行くかが課題です。しかもこれまで覚えた200単語も、忘却曲線を意識しつつ忘れてしまわないうちに再学習する必要があります。まだまだ学習量が足りておらず、どう補っていくかが課題です。
文法
文法については週末のまとまった時間にテキストと向き合って練習をする必要があるのですがどうも気が乗らずなかなか進んでいません。
5級で出題されるのは
- 用言の活用問題
- 助詞・語尾・慣用表現問題
- 挨拶など定型表現問題
だけです。これらを一度マスターしてしまえば、語彙力を増やしていくだけで、4級、3級と上位の級に対応できるのではないかと思います。この部分を突破できるかが最大の課題かもしれません。