90日で韓国語マスター:パソコンのハングルキーボードの設定方法(macOS)

90日で韓国語マスター 90日で韓国語マスター

韓国語を学ぼうと思った時に、パソコンの入力環境も整えなければなりません。macOS(Sonama) でハングル入力用キーボードの設定方法、キー配列の覚え方のコツについて説明します。

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macOSでのハングルキーボード設定手順

英語と日本語だけでMacを利用していると追加の言語設定をすることはないため、最初は戸惑うでしょう。masOSで韓国語のキーボードを設定する手順は以下の通りです。

システム設定 「システム環境設定」アイコンをクリックします。
キーボード レフトナビで「キーボード」をクリックし、「入力ソース」の「編集」ボタンを押します。
入力ソース 左下の「+」マークを押します。
言語選択 左ナビの言語一覧から「韓国語」を選択します。

ここでハングルキーボードが5種類でてきて、初心者は戸惑ってしまいます。違いを次の章で説明します。

ハングルキーボードの種類とおすすめ

macOSでハングルキーボードを選ぼうとすると5種類もあり、迷ってしまいます。違いは以下の通りですが、初心者は「ハングル 2ボル式」を選んでおくと無難でしょう。

キーボードの種類 特徴 キー配列
ハングル 2ボル式
最も一般的で、韓国で標準的に使用されている配列。キーの数が少なく、覚えやすい。 2ボル式
ハングル 3ボル式
2ボル式よりもキーの数が多く、より効率的にタイピングが可能。上級者や速いタイピングを求めるユーザーに向け 3ボル式
ハングル 3ボル式 (390)
3ボル式の改良版。3ボル式に慣れているが、さらに効率を追求したいユーザー向け 3ボル390
ローマ字(GongjinCheong)
ハングルをローマ字表記で入力する方式 ローマ字(GongjinCheong)
ローマ字(HNC)
HNC(HanNara Computing)は韓国のコンピュータ企業による独自のローマ字入力方式 HNC keyboard

キー配列の覚え方のコツ

韓国語用キーボードを「ハングル2ボル式」で設定すると、初心者はかなり戸惑います。その理由はハングルの読みと英字アルファベットの位置関係がバラバラだからです。手元のキーボードにハングルが書かれているわけではなく、一字打つごとにまごついてしまうのです。

ハングル 2ボル式」の場合、実際の配列は以下のようになっています。一見するとバラバラに見えますが、キー配置の覚え方には多少コツがあります。

ハングルキーボードと英字のマッピング

大きな特徴は、母音は右側、子音は左上に集中している点です。また母音のうち”合成母音”は、右上の[O]と[P] の位置に配置されており、子音のうち”激音”は、左下の [Z] [X] [C] [V] [G]の位置に配置されています。

基本母音

上段左から順に、ㅛ(yo), ㅕ(yeo), ㅑ(ya),

ㅗ(o), ㅓ(eo), ㅏ(a), ㅣ(i)

ㅠ(yu), ㅜ(u), ㅡ(eu) が配置されています。

ハングル 母音の配置

合成母音

ㅐ (ae), ㅔ (e) が配置されています。SHIFTキーを押しながら押すと、ㅒ (yae) と ㅖ (ye) になります。
合成母音

子音(含む 激音)

左上から順に、ㅂ, ㅈ, ㄷ, ㄱ, ㅅ, ㅁ, ㄴ, ㅇ, ㄹ  が、配置されています。
激音(ㅋ, ㅌ, ㅊ, ㅍ, ㅎ) は、左下に配置されています。(青枠内)
子音と激音

パターンはわかってもハングルのブラインドタッチができるようになるまで、手元のキーボード上で確認できたほうが安心です。その場合には、「韓国語キーボードステッカー」というものが安価で売られています。

キー1つ1つがシールになっていて、剥がして各キーに貼り付けていくものです。不要になったらシールを剥がせばいいので、キーボードを買い替えるより負担が少ないでしょう。

 

韓国語キーボードステッカー

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