デルタ・アメックス・ゴールドカードを使い始めました。フライトのときのラウンジ利用に関して気になる点を調べてみました。
SkyTeamは、デルタ航空、KLMオランダ航空、エールフランス、大韓航空、チャイナエアラインなど19社の航空会社から構成される航空連合。日本の航空会社が入っていないことから、JALが加盟しているOneWorldや ANAが加盟しているStar Allianceに比べると、日本人にはなじみが薄いかもしれません。
しかし、ネットで調べてみると、航空連合としてのパワーは 相当なもので、Star Allianceには劣りますが、oneworldよりは旅客数は多いようです。
Star Alliance
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oneworld
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SkyTeam
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加盟社数
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25社
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14社
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19社
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就航空港
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1,317カ所
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1,012カ所
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1,036カ所
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就航国
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195カ国
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170カ国
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170カ国
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保有機材数
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4,919機
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3,296機
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3,054
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年間旅客数
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7億2762万
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4億9000万人
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6億7600万人
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さて、提携会社の航空券を利用するときに、デルタ・アメックス・ゴールドカードが提供する「ゴールドメダリオン」の会員資格はどのくらいの威力を発揮するのでしょうか?まずはラウンジ利用について調べてみました。
まず、SkyTeam加盟航空会社におけるフリークエントフライヤーのメリットについて説明します。SkyTeamでは、「Elite」と「Elite Plus」の2つのランクがあり、航空会社ラウンジを利用できるのは、「Elite Plus」になります。
Elite
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Elite Plus
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Extra Baggage
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Yes
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Yes
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Priority Check-in
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Yes
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Yes
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Priority Boarding
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Yes
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Yes
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Lounge Access
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No
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Yes
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Priority at immigration and security lanes
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No
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Yes
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さて、各加盟航空会社は、独自のフリークエントフライヤーのランク分けを定義していますが、どのランクを「Elite Plus」に割り当てるかは、航空会社ごとに異なります。
ちなみに、デルタ航空では、シルバー、ゴールド、ダイヤモンド、プラチナと4つのメダリオン資格がありますが、「Elite Plus」を保有できるのは、シルバー以外の3つの資格です。(出典; デルタ航空)
2024年からデルタ航空の デルタスカイクラブの利用規定が改定されたようですが、デルタ・アメックス・ゴールドカードでゴールドメダリオンを付与されている会員については、引き続き、カード会員本人と同伴者1名までは、無料で航空会社ラウンジが利用できるようです。(出典:ゴールドメダリオン会員資格の主な特典)
デルタスカイクラブは、米国国内線のみのときフライトでは利用できません。
ただし、国際線を利用し、乗り継ぎが国内線の場合は、乗り継ぎ空港でスカイクラブを利用できます。例えば、羽田発、ロサンゼルス経由でカンザスシティに行く場合、デルタスカイクラブを羽田空港とロサンゼルス空港で利用できます。
ただし、アメリカの空港の国内線にあるラウンジを利用する場合には、豪華なものを期待しないようがよいでしょう。TIATのようなちょっとした休憩所と思っていたほうが無難です。軽食はありますが、羽田空港にあるデルタスカイクラブのような豪華さはないようです。
以下は、米国内の空港で国内線乗り場にあったスカイクラブの様子です。
デルタ航空のゴールドメダリオン資格を保有しているときに、SkyTeamの提携航空会社を利用するときには、ラウンジ利用はどのようになるのでしょうか?
SkyTeamのこちらのサイトでは、自身が加入している航空会社のFFPとランク、利用するSkyTeamの航空会社を選択すると、メリット一覧が見られるようになっています。
この例では、デルタ航空のゴールドメダリオン資格を持っている人が、Air Franceの便を利用する場合のメリットが表示されています。