Duolingoの有料月額プランに加入してから10日間が経ちました。有料版にする必要があるのか、どんなメリットがあるのか使ってみた感想です。
Duolingoは韓国語学習に役立つ?
「90日で韓国語の基礎をマスターし、11月10日のハングル能力検定試験5級に合格する」という目標を立てて始めた韓国語学習。iPadをつかったり、いろいろスマホアプリを試したりしましたが、最近ではDuolingo中心の学習になっています。
Duolingoに興味を持った人が最終的に悩むのは、「有料版にする必要があるの?」というポイントかと思います。
Duolingoは、月額更新プランだと 毎月1,990円、年更新プランだと 年9,900円(月あたり825円)かかります。
結論からいうと、Duolingo有料版は 短期間に集中して効率よく学習したい人には非常に役に立ちます。なぜ、有料版がいいのか以下に説明します。
Duolingoの学習カリキュラム
Duolingoを有料版にすべきかどうか判断するには、まずDuolingoが提供する学習内容とアプリの仕組みについて理解しておく必要があります。
Duolingoの学習カリキュラムは、セクション、ユニット、レッスンで構成されます。
セクションは、複数のユニットで構成されます。
例えば最初に体験するセクション1は、以下の16個のユニットで構成されています。
ユニット1
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ハングルを使う
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ユニット2
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ハングルを使う
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ユニット3
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ハングルを使う
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ユニット4
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ハングルを使う
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ユニット5
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ハングルを使う
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ユニット6
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自己紹介をする
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ユニット7
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あいさつをする
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ユニット8
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代名詞を使う
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ユニット9
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人について話す
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ユニット10
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食べ物について話す
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ユニット11
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家族を紹介する
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ユニット12
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日常生活について話す
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ユニット13
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時間について話す
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ユニット14
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数字を使う
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ユニット15
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値段を聞く
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ユニット16
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趣味について話す
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1つ1つのユニットは、5つのステップに分かれており、それぞれのステップの中に5つのレッスンが含まれています。
したがって、1つのユニットの中には、5x5=25回のレッスンが含まれています。
1レッスンは 20問で構成され、内容と前提知識によりますが、2〜3分で終わります。
したがって、1ユニットを終わらせるには、(1レッスンを平均3分で終了できると仮定)
3分 x 5レッスン x5ステップ =75分 かかります。
これを16ユニット 学習すると、75分x16ユニット=1,200分 (20時間)学習したことになります。
ハングル能力検定試験5級では、「60分授業を40回受講した程度」と書かれているので、単純に学習時間で考えると、Duolingoで2セクション(32ユニット)をクリアできれば合格できると推測できます。
5級
60分授業を40回受講した程度。韓国・朝鮮語を習い始めた初歩の段階で、基礎的な韓国・朝鮮語をある程度理解し、それらを用いて表現できる。
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さて、Duolingoの無料版で学習するときに、効率とスピードがさがるのが以下の2点です。
X HP無限
X 広告をオフ
無料版のDuolingoでは、「HP」と呼ばれるポイントが5ポイントしかありません。間違えるとHPが1つずつ減り、HPがゼロになるとトレーニングが継続できなくなります。HPの回復には数時間かかるため、学習したくても止まってしまいます。
また、レッスンが終わるたびに30秒程度の広告がでるので、これも効率よく勉強したい人は避けたいところです。
一方、有料版では、上記2つの制約条件がなくなる上、以下の機能が提供されます。
◯ パーソナライズドレッスン
パーソナライズドレッスンでは、ユーザーが間違ったところを記憶されており、その苦手箇所を重点的に出題してくれます。これは、勉強の効率を高めたい人には 重宝する機能です。
毎日、机に座って勉強しなくとも、通勤途中やスキマ時間に勉強できるという意味で、Duolingoの有料版”Super Duolingo”は、短期間に韓国語をマスターしたい人にはオススメのアプリです。