ハングルを本格的に学び始めてから今日で12日目です。そろそろ文法に取り組まなければなりませんが、なにせ文法学習は単純作業で退屈です。もう少し楽に視覚的に文法を覚えられないか、マインドマップを使って工夫してみました。
韓国語の文体を楽に覚えたい
ご存知の通り、韓国語の文体には「ハムニダ体」「ヘヨ体」「パンマル」の3種類があり、相手との関係性で細かく使い分けます。
この文体ごとに、「〜です」「〜ではありません」「〜があります」「〜がありません」などの表現を覚え、また、前につく名詞に「パッチムがない」/「パッチムがある」でも表現が変わり、動詞や形容詞の活用形も数パターンあります。これらすべてのパターンを、最初から順番に覚えていくのはかなり苦痛です。そこでパターンや類似性、違いがわかるような良い方法がないか考えます。
場合によって、細かく枝分かれするような構造は、マインドマップを使うと理解しやすいかもしれません。3年ほど前にMacで使えるマインドマップについて調べたことがありました。
参考記事)Macユーザーのためのマインドマップ 短期利用なら月額280円のMindNodeがオススメ
しかし、あれからだいぶ経ち、ツールの良し悪しや料金体系も変わっています。3年前にオススメだったMindNodeも、現在では月額500円となり、無料版ではほとんどの機能が使えないこともあり、オススメできなくなりました。今回無料である程度使えるツールとして、miro を使ってみることにします。
miroはブラウザ型のマインドマップです。ブラウザ型なので、Windowsでも macOSでも、パソコンのOSを問わず利用できます。メールアドレスさえ登録すれば、無料である程度の基本機能が使えます。
ハムニダ体の基本表現
さて、マインドマップ “miro”を使って、ハムニダ体の文法を自分なりに整理してみます。名詞に続く表現の以下の4つについて、名詞に「パッチムなし」/「パッチムあり」で表現が微妙に異なります。
- 名詞+(〜です)
- 名詞+(〜ではありません)
- 名詞+(があります。います)
- 名詞+(がありません。いません)
マインドマップでまとめると、以下のように7種類のパターンになりました。
1表現を1ページづつ学ぶより、はじめに全体を俯瞰してみたほうが理解がしやすいように思います。
ヘヨ体の基本表現
「ハムニダ体」と同様に、以下の4つの表現について、パッチムの有無で場合分けします。マインドマップは、ある一定パターンで枝分かれしていくものを視覚的に思考を整理するのに大変便利です。
- 名詞+(〜です)
- 名詞+(〜ではありません)
- 名詞+(があります。います)
- 名詞+(がありません。いません)
ヘヨ体では、パッチムの有無で異なる表現が2つづつあるため、全部で8つのパターンとなりました。
動詞・形容詞の活用も楽に覚えられるか?
さて、このあとは 動詞・形容詞の活用をおぼえなければなりません。韓国語の動詞・形容詞の活用は、基本の3パターンの他に、例外・変則的なものがあります。参考書では十数種類のパターンを数ページにわたってかかれていますが、これらをマインドマップで整理すると、全体像がみえて取り組みやすくなるかもしれません。できあがったマップは別の記事で紹介します。