これまでメルカリで中古本を買うことが多かったのですが、持ち運びの便利さとAmazonブラックフライデーで安くなっていたのをきっかけに、Amazon Kindleディスプレイを買ってみました。買ってみて初めて気づいた点を書き残します。
Kindle電子書籍リーダーの種類
Kindleには大きく分けて以下の4種類が存在します。
機種 | Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis | Kindle Scribe |
価格 | ¥14,980から | ¥19,980から | ¥29,980から | ¥51,980から |
デバイスサイズ | 15.8x 10.9cm | 17.4 x 12.5 cm | 15.9×14.1 cm | 19.6×23.0 cm |
画面サイズ | 6インチ | 6.8インチ | 7インチ | 10.2インチ |
充電端子 | USB-C | USB-C | micro USB | micro USB |
値段に比例して画面サイズが大きくなります。
最上位機種のKindle Scribeは、画面が大きいだけでなく、手書き入力機能と専用ペンがついたものです。
今回私が購入したのは、一番安いKindleで Amazonブラックフライデーセールで 11,980円でした。
Kindleを手にして気づいたこと
今回衝動的に購入してしまいましたが、Kindleを初めて手にして気づいた点(どちらかというと後悔した点)は以下の2つです。
1.画面は白黒
よく確認せず、iPadのようなタブレットと同じと思い込んで購入してしまい後悔したのは、「画面が白黒」という点です。
もともと白黒の活字だけの文庫本などは問題ないのですが、カラーで図をいれて解説している書籍や雑誌などは、Kindleだと味気ない紙面になってしまいます。
2.表示サイズは思ったより小さい
Kindleの入門機種のデバイスサイズは、157.8 mm x 108.6 mm x 8.0 mmとなっていました。
しかし、実際に表示できるディスプレイサイズは かなり小さく 123mm x 92mm しかありません。
例えば、以下のようなA5サイズ(21cm x 14.8cm)の本の場合、Kindleで表示したときに、半分近いサイズになってしまいます。これではなかなか読みづらいのです。
この本をKindleで表示した場合と、手元に持っていた6インチのAndroidスマホ Oppo Reno 7で表示した場合とで比較してみます。
Kindle | Oppo Reno 7A | |
デバイスサイズ | 157.8 x 108.6 mm | 159.7 x 73.4 mm |
ディスプレイサイズ | 6インチ(123 x 92 mm) | 6.4インチ |
表示イメージ(A5サイズの本) |
Kindleは、Oppo Reno7より横幅があるので、A5サイズの本はOppoスマホよりもサイズが大きく表示されて読みやすいですが、もとの本に比べて読みやすいとは決して言えません。
読書に最適なタブレットは?
さて、こうなると カラーの大きめの本でも読みやすい電子書籍リーダーは何なのか?というところに立ち戻る必要があります。
Kindleの上位機種でも白黒であることには変わりありません。
そうなると格安のタブレット端末か、オーバースペックになってしまいますが、無難なiPadにせざるを得ないのかもしれません。
iPadを購入するとなると、5万円以上かかるため、これはなかなか悩ましい選択です。