ahamoに契約してはや1ヶ月。当初はドコモ回線なので安心と思っていましたが、意外とつながらなかったり、速度が遅かったりすることが多いことに気づきました。ahamoの代わりとなる格安SIMを探してみます。
意外と遅い、つながらないahamo
10月から満を持して契約したahamo。それまで数々の格安SIMを渡り歩いてきて、ようやくたどり着いた安住の地。
と思ったら、意外と使い勝手が悪いことに気づきました。
まず、通信速度のムラが激しい。都心や繁華街で 100Mbpsくらい出るときもあれば、以下のように 10Mbpsやっとこさということも頻繁にあります。
そしてもっと困るのが通信が繋がらなくなるときです。地下の店舗だけでなく、地上の店舗でもタイミングによって繋がらないことがわりとよくあります。PasmoやSuicaのように事前にスマホ本体にチャージできて、通信がつながらなくても決済できる交通系電子マネーは問題ありません。
しかし、PayPay、d払い、LINEペイのように決済するときにデータ通信が必須となる電子マネーは、通信繋がらないと決済ができず困ってしまいます。
まさか docomo回線でこんなことが起こるとは予想外だったので、困ったなあという感じです。
過去の記憶をたどってみると、1年ほど前に使っていた MVNO、HISモバイルもそのようなことがよくありました。これも実はdocomo回線を利用していました。
参考記事)HISモバイルに乗り換えて後悔しないために|知っておくべきデメリットと回避策は?
しかし、ahamoはNTTドコモのサブブランド 格安SIMです。ちまたにあふれている「安かろう、悪かろう」のMVNO格安SIMと同等の通信品質では、かつて携帯キャリアの雄として君臨していたNTTドコモのブランドが泣きます。
まあ、そうは言っても過去の栄光が、未来永劫続くわけではありません。
これはあとから気づいたのですが、2023年に入ってから、NTTドコモの通信品質の問題について数多くの記事で取り上げられています。以下に一例を挙げます。
なぜドコモで「つながりにくい」問題が起きているのか 明かされた根本的な要因(ITmedia)
もっとよく調べてからahamoを契約すればよかったのですが、かつてのNTTドコモの回線品質の良さのイメージで契約してしまったのが間違いでした。
ahamoの代わりとなり格安SIMのおすすめは?
これまで NTTドコモ回線をもつ格安SIMは、ahamoの他に、HISモバイル, OCNモバイルONE,mineo,日本通信SIMと試してきました。
HISモバイルやmineoは、通信品質がいまひとつ良くありませんでした。
HISモバイルに乗り換えて後悔しないために|知っておくべきデメリットと回避策は?
mineoを契約して後悔しないために。事前に知っておきたかった5つのデメリット
また、OCNモバイルONEは、NTTドコモによるOCNの吸収合併に伴い2023年6月から新規回線受付を停止しているので、もはや契約できません。
OCNモバイルONE終了!「irumo」「eximo」を選びたくない人への格安SIMのおすすめは?
日本通信SIMは、現在 通話料最安値、1GBからデータ使用量に応じて料金を調整できる便利な格安SIMとして使っています。
通信キャリアの風雲児としてもてはやされた「楽天モバイル」も検討したことがありました。しかし、残念ながら私の生活圏内では、利用に耐えないことが以下のように実証済です。
参考記事)徹底検証 楽天モバイル: スマホの料金体系に革命を起こせたのか?使ってみた結果は?
したがって、もしahamoの代わりに格安SIMを調達するとなると、au回線か SoftBank回線となります。
そうかといって、au, SoftBankのメインブランドを数千円払って契約する気はさらさらありません。
また、au、SoftBankのサブブランド格安SIMである UQmobileや Y!mobileも、料金プランの柔軟性がなく、割高感があります。家族割や光回線のセット割を組み合わせて月額料金を安く見せかけていますが、それらがないときの料金プランは以下のようになります。
Y!mobile | UQmobile | |
4GBまで | 2,365円(シンプル2 S) | 2,365円(ミニミニプラン) |
20GBまで | 4,015円(シンプル2 M) | 3,278円(コミコミプラン) |
そうなると、povo 2.0か、LINEMOとなりますが、こちらは料金プランが 3GB or 20GBと極端です。
LINEMO | povo 2.0 | |
月間データ 3GB | 税込 990円 | 税込 990円 (チャージ後 30日間有効) |
月間データ 20GB | 税込 2,728円 | 税込 2,700円 (チャージ後 30日間有効) |
月間のデータ容量が 10GB程度で、1,500円くらいのものが1つほしいものです。
そんな格安SIMがあるのでしょうか?
みんそくの格安SIM通信速度ランキングで調べてみると
au回線を利用している J:COM MOBILE やIIJmio、SoftBank回線が選択できるnuroモバイルなどが検討対象になりそうです。
目新しいところではLinksMateやy.u.mobileもユニークな料金体系をとっていますが、NTTドコモ回線なので今回は不適切です。
次の記事で本格的に調べてみたいと思います。