令和4年確定申告|macユーザーのためのe-tax マイナンバーカード方式(2次元バーコード)の詳細手順

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令和4年の確定申告。macユーザーがe-taxを行う場合、2次元バーコードを使ったマイナンバーカード方式を選ぶのがおすすめです。その具体的な手順について説明します。

確定申告の方法は4種類
マイナンバーカード方式(2次元バーコード)の詳細手順

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確定申告の方法は4種類

下記の記事にも書きましたが、macユーザーにとってe-taxのおすすめの方法は「マイナンバーカード方式(2次元バーコード)」です。

確定申告の方法 注意点
1 印刷して提出 印刷・大量の書類添付と郵送が面倒
2 マイナンバーカード方式(ICカードリーダライタ) 準備作業が複雑すぎて初心者向けでない
3 ID・パスワード方式 税務署に出向くか、複雑な準備作業が必要
4 マイナンバーカード方式(2次元バーコード) おすすめ!

参考)今度はハマらない令和4年度確定申告! mac M2ユーザーにとってe-taxの最善策はこれ一択

マイナンバーカード方式(ICカードリーダライタ)」や、自宅から「ID・パスワード方式」の利用申請をしようとすると、恐ろしく手間がかかりますのでおすすめしません。

macユーザーにとってこれらの作業がどのくらい大変か知りたい方は、以下の記事を参照ください。

参考)確定申告 Macユーザーにe-Taxは無理ゲーか? 解決策は?

マイナンバーカード方式(2次元バーコード)の詳細手順

手順について具体的に説明します。

まず、用意するものは以下の3つです。

  1. パソコン(macOSの場合、ブラウザは Safariが必要)
  2. ICカード読取り機能付きのスマホ
  3. マイナンバーカード

注)ICカードリーダーやプリンターは不要です。

注)スマホには、事前に「マイナポータルアプリ」をインストールしておくとよいでしょう。(途中でもインストールできます)

macの場合、ブラウザはSafariでないと先に進めません。

手順は、パソコン側ーー>スマホ側ーー>パソコン側と交互に行います。

パソコン側 スマホ側
パソコン側の事前作業
マイナポータルアプリのインストール(事前にインストール済の場合はスキップ)
QRコードの表示
QRコードの読み取り
そのあとの申告作業が進められます

パソコン側の事前作業

1.国税庁の確定申告特集にアクセス

2.「確定申告書等の作成はこちら」をクリック

3.「作成開始」をクリック

4.一番左の「マイナンバーカード方式(2次元バーコード)」をクリック

5.macOSやブラウザのバージョンが国税庁推奨のものでないと、下記のような「確認」画面が表示されます。chromeの場合は先に進めませんが、Safari 16.1であれば先にすすめます。無視して「このまま次へ進む」をクリックします。

6.「マイナポータル連携の選択」画面では、右側の「連携しないで申告書等を作成する」を選択し、右下のオレンジ色のボタン「次へ進む」を押します。

左側の「マイナポータルと連携する」は選択しません。これを選択してしまうと、macOSやブラウザのバージョン不適合問題にひきづられ、無限ループに陥りますので注意ください。

マイナポータルアプリのインストール

スマホに「マイナポータルアプリ」をインストールしていない場合には、ここでQRコードを読み取ってインストールします。

インストール済みの場合には、なにもせず、右下のオレンジ色のボタン「利用規約に同意して次へ」を押します。

QRコードの表示

ブラウザ上で下記のような画面とQRコードが表示されます。

QRコードの読み取り

スマホでマイナポータルアプリを起動し、パソコン上のQRコードを読み取ります。

スマホ側のアプリ操作方法は以下の通りです。

スマホの画面で右下の「読み取る」アイコンを押します。
「アプリメニュー」が表示されますので 左側の「QRコード読取」を押します。
パソコンのブラウザで表示されているQRコードをスマホで読取ります。
マイナンバーカードの利用者証明用電子証明書のパスワード(数字4桁)を入力します。
マイナンバーカードをスマホで読取ります。

読み取り・ログイン完了

「読み取り完了」が表示されたら「次へ」を押します。

マイナンバーカードの登録されている、氏名・住所等が表示されます。

「OK」を押して次の画面に進むとe-taxへの登録情報が表示されます。

このあと、具体的な申告書作成画面に移れます。


 

あとはこれまで通り、確定申告の入力画面で必要情報を入力していき、データを送信すれば終わりです。

しかし、今年は送信前に、「マイナポイントの申請」に関するメッセージが表示されます。マイナポイントを申請すべきか迷ったら、こちらの記事をご覧ください。

参考記事)マイナポイントは申請すべき?迷っている人も知っておきたい3つのポイント